フランスガム社 aki kobayashi インフォメーション      イラスト、文章の無断使用・転載をお断りします
by francegum
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パリー紀行2 わたしのスター

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気をとりなおし次の朝
(わたしは眠るとたいていのこと忘れられる)
散歩に出掛けました 
日差しはあついけれど 空気が秋です。
わたしはモンマルトルが
どうしてだか分からないけれどとても好きで
それっていうのは今住んでいる西荻もそうだけど
居るとなんとなく気分のいい
どうしてだか分からないけどとても好きな、場所。

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観光地だけれど 少し道をはいると
なんとなく庶民的な空気が漂っていて
それがとても好きだなと思います。
シャンゼリゼが新宿とかで
オペラが銀座とかで
マレが青山とかだったりするならば
やっぱりここは西荻とか吉祥寺とかだと思うな
ちがうかな (ちがうのかな)

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ぴあ?



さて今回は どことどことどこに行くというよりは
そこをぶらぶらしてみようという計画の旅。
オペラにやってきました。
日本語の看板の並ぶ通りや 金ぴかのオペラを眺め
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repetteをちら見し
(やっぱりここにも求める赤のエナメルはなかった)
ここで喫茶巡りを思い出し 
老舗カフェドラペに入ってみました。
(テラス席ですけれど)
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珈琲飲みながら道行くひとを眺めていたら
お店の中から 若い女性に抱えられ 周りには黒服の人がつき
なんだか普通のひとじゃない髪の白いご老人、が出て来ました。
その人が車に乗せられるのをじっと眺めていると
それはなんと ジャン・ポール=ベルモンド だったのでした。
連れている大きな犬に向かって「chien(犬)」って
いい声で呼んだの聞いたわ!
(犬に名前くらいつけないもんかしら)
振り向いたしわしわの笑顔を見たわ!
あの この(大好きなこれにもでてた)!ジャンポールベルモンドが今ここに!
青春期 デカプリオより なんとかデップより
この方に憧れました  
一生の自慢にしようと思います。
あ ちなみに近年のお姿
(!)

そうtoiletteを借りに入ったこの店内が
本当に(本当に!)素敵だったのです。
あんまりきれいで写真撮り忘れました(用事はトイレだったしね)
お客以外は1€と書いてあったので
ぜひtoilette訪問の価値あり、です。

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夜 Parisでフォトグラファーのお仕事してる佳園ちゃんと待ち合わせ。
佳園ちゃんは 
TokyoParadiseのエリカ嬢の小学校からの同級生。
前からお話聞いてはいたのですが
わたしがParisにあそびに行くと言ったら
ぜひ会ってみてとすすめてもらい
忙しい合間をぬって会ってくれることになったのでした。
Parisに住んで もう7年目だそう。

北駅まで歩いて東駅も通って(スリの最も多いという地域)
サンマルタン運河(上の写真)沿いにある
マルセルカルネの北ホテルの舞台になったHotel du Nordへ。
(とてもいい映画です)
今はレストランになっているのは知っていたけど
まさか行けるとは思わなかった!
この辺りはスノッブな若者が集まる地域らしい
お金持ちの出なのに貧乏なふりをしているアーティスト風の若者を
BB(ブルジョア・ボヘミアン)と呼ぶらしい
(BBはいまやブリジット・バルドーではないのかしら)

お仕事のこととか生活のこととかいろいろお話
おいしいごはんとお酒飲んで
もう一杯飲んで帰ろうということになって
また運河を渡って少し歩きました。
途中、バイクと何かがどかん!とぶつかって
転げた人が起き上がって(丈夫だ)
どっちが悪いとか言い合ってたりしてました。
Parisという街は
決してイメージの中の美しく甘く浪漫溢れるだけのところではなくて
いろんな人種が入り乱れているし
貧富の差も相当はげしいだろうし
いろいろなことでとても厳しい面もたくさん持っている街だなと思います。
それでもその間にちらちら見える
うっとりする程芯の通った美しさに 独自に流れる時間に 
とっても惹かれるんだな
そんな街で力強くそして楽しく暮らしてる佳園ちゃん
すてきだなと思いました。

ブルターニュのシードル(すごく美味しかった!)
プチ掲載ならゆるしてもらお
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右下は 北ホテル
これでは伝わりませんが 
若者の服装が他ではみないお洒落度でした。


そして夜も更け
佳園ちゃんがだいぶ前に住んでいたおうちが近くにあって
オーナーさんが家を売って明日引っ越しだからお別れに行くとのことで
一緒にお部屋に連れてってもらいました。
素敵な素敵なお宅でした。
parisの普通の暮らし、を覗き見たかったので とてもうれしかったです。
幸福な気持ちで歌舞伎町(!)にもどり 就寝。

(どーん)と立派な夜の顔
一度は入ってみたいものです

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by francegum | 2010-09-14 01:41 | 珍道中
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